喫煙者へのインプラント治療は、不成功のリスクが2倍高い!

喫煙が、がんや心臓病などの原因になることはよく知られています。歯周病のリスクをあげることも最近ではよく知られているところですね。

今回は、喫煙とインプラントについて、喫煙でインプラント治療のリスクが2倍になる――そんな結果が、歯科学会誌「J Dent」に発表されました。

喫煙者へのインプラント治療では、術後感染や骨減少のリスクが2倍高い

論文ななめ読み

喫煙とインプラントについて、PubMedなどから選定した107の文献のメタ解析を行ったところ、喫煙者に埋入した19,836本のインプラントのうち1259本(6.35%)に術後感染や辺縁骨の減少などの不成功がみられたのに対して、非喫煙者に埋入した60,464本のインプラントでは、1923本(3.18%)に不成功がみられた。

喫煙者へのインプラント治療では、術後感染や辺縁骨の減少などのリスクが高いことが示唆された。

原著論文はこちら

Chrcanovic BR, et al. J Dent. 2015 May;43(5):487-98.

編集後記

喫煙により、インプラント治療のリスクは、およそ2倍高くなる――患者と術者の両者が、喫煙のリスクを十分に理解していななければなりませんね。

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歯太郎

歯太郎

歯科医師、歯学博士、口腔外科認定医、インフェクションコントロールドクター、そして息子たちのパパ。