「低出生体重・早産」に根尖性歯周炎が関連する可能性

赤ちゃんの低出生体重・早産には、ママの妊娠高血圧症候群や、極端なダイエット、喫煙や飲酒などが関連することは、聞いたたことがありますか?

実は、ママの歯周病も、低出生体重・早産と関連することが報告されていますが、今回は、根尖性歯周炎(虫歯になった歯の根の炎症)が、低出生体重・早産と関連する可能性がある――そんな結果が、歯科学会誌「J Endod」に発表されました。

低出生体重・早産児のママでは、根尖性歯周炎が3.5倍多い!

論文ななめ読み

産後の63人の女性(低出生体重の早産児のママ33人のケースグループと、正期産児のママ30人のコントロールグループ)のケースコントロール・スタディで、低出生体重の早産児のママのケースグループは、コントロールグループに比べて根尖性歯周炎が3.5倍多かった(54.5% vs 20%, P=0.004)。

根尖性歯周炎のあるママは低出生体重の早産となるリスクが高い。

原著論文はこちら

J Endod. 2015 Mar;41(3):353-7.

編集後記

いわゆる歯周病も含め、根尖性歯周炎は、低体重出生・早産と関連する可能性があるようです。

「お口の健康管理は、低出生体重・早産のリスク管理の第一歩」といえそうです!!

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歯太郎

歯太郎

歯科医師、歯学博士(骨分野)、口腔外科認定医、インフェクションコントロールドクター、ブロガー、そして二児の父。