0~5歳おすすめ歯磨き粉は?フッ素の種類と濃度をチェック!

こんにちは、歯学博士のミヤケンです。

小さな子供に、いわゆるフッ素配合の歯磨剤(以下、フッ素歯磨き粉)を使ってますか?

フッ素歯磨き粉は、虫歯予防効果がとっても高く、安全で、小さな子供から大人まで、世界中で広く使われています。

今回は、小さな子供にも、安全に、効果的に歯磨き粉を使って頂くために、市販の主な歯磨き粉から、おすすめ品をご紹介します!

1.フッ素歯磨き粉の効果と上手な使い方

フッ素ハミガキの使い方

フッ素歯磨き粉の効果と、その上手な使い方については、

虫歯の予防薬「フッ素歯磨き粉」の効果を最大化する8つの習慣

でご紹介したので、参考にしてください。

2.主な子供フッ素歯磨き粉

毎日お使い頂きたいので、入手困難でない、身近な商品をピックアップしました。

2-1.フッ化ナトリウム

フッ化ナトリウムは、歯垢の中のフッ化物濃度を高める作用が高いです。

フッ化ナトリウムの子供フッ素歯磨き粉

商品名 濃度 [ppm]
クリアクリーンkid’s(花王)  1,000以下

Doクリアこどもハミガキ(サンスター)

450~500(イチゴ、グレープ)

900~1,000(ソフトミント)

クリニカkid’sハミガキ(ライオン)

900

ライオンこどもハミガキ(ライオン)

500

キシリデントライオンこども(ライオン)

900

Check-Up kodomo(ライオン)

950
(アップル、ストロベリー、グレープ)

2-2.モノフルオロリン酸ナトリウム

他のフッ化物(フッ化ナトリウムやフッ化スズ)に比べて毒性が低く、歯磨き粉の吐き出しが上手にできない小さな子供に勧められています。しかし、モノフルオロリン酸ナトリウムの子供フッ素歯磨き粉は、少ないです!

モノフルオロリン酸ナトリウムの子供フッ素歯磨き粉

商品名 濃度

ガムデンタルペーストこども(サンスター)

900~1,000

3.適量は?

フッ素歯磨き粉の「おすすめ使用量」について、下の表を参考にしてください。

ざっくりいえば、ペーストタイプのフッ素歯磨き粉で、「子供は年齢×1mm」です。

フッ素歯磨き粉の年齢別応用量

左:歯が生えてから2歳までの歯磨き粉の使用量、右:3〜5歳の歯磨き粉の使用量

(う蝕予防の実際 フッ化物局所応用 実施マニュアル. 2017)

年齢 ペースト使用量 フッ化物濃度
6か月~2歳 切った爪程度の
少量

500 ppm 
(泡状では1,000 ppm)

3歳~5歳 5mm 以下

500 ppm
 (泡状またはモノフルオロリン酸ナトリウムでは1,000 ppm)

(う蝕予防のためのフッ化物配合歯磨剤応用マニュアル. 2006. 改変)

フッ素歯磨き粉の虫歯予防効果は、フッ化物イオンの濃度に依存します。1,000 ppm以上の濃度では、500 ppm高くなるごとに予防効果が6%アップするとされていますが、500 ppm未満では虫歯予防の効果は明らかにされていません。

4.おすすめ歯磨き粉

6か月~2歳におすすめ

フッ化ナトリウム、500 ppm

3歳~5歳におすすめ

モノフルオロリン酸ナトリウム、900~1,000 ppm

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【ブロガー・歯科医師】基礎研究→口腔外科→感染症対策チーム→クリニック運営を経て、ブログ『ミヤケンは考えた』編集長/デジタル時代の歯医者の新しい働き方をいろいろ試しています。 Follow @miyakenx